導入事例
ピツニーボウズは、発送や郵送を支援するグローバル企業であり、フォーチュン500社の90%以上の企業にご利用いただいています。世界中の中小企業、小売業者、政府機関のお客様が、郵便物や小包の発送の複雑さを解消するためにピツニーボウズを利用しています。ピツニーボウズジャパン株式会社は1952年に郵政省(現日本郵便株式会社)から認可を受けて以来、グローバルなシッピング&メーリングカンパニーとして日本で事業展開しています。主に郵便料金計器や封入封かん機によるお客様の郵送業務の効率化をサポートしてまいりました。
郵便料金計器は、電子スケールを用いて正確かつスピーディーに郵便料金を算出し、切手の代わりに日本郵便が認める印影を、特殊インクを使用して封筒に直接印字します。また、印字後はそのままポストに投函できるため、郵便窓口受付・郵便集荷等の時間に左右されず業務を遂行できます。切手を貼る手間や面倒な切手管理も不用となることに加えて、後納/ 別納にも対応するため、郵便窓口に並ばずその場で処理でき郵便発送業務の大幅な時間削減を実現します。現在は郵便だけでなく、小包発送ソリューションの機能を追加した、新製品も提供しています。
これまでの郵送業務に加え、小包発送業務においても、日本のお客様に提供する価値の拡大に努めていく方針でした。しかし、小包発送ソリューションを構築するための最適なパートナーが不足しており、Ship&coのサービスを利用することで、最適なソリューションを構築できたと考えています。
導入の一番の理由は、私たちのビジョンを理解し、当社の技術チームがAPIを使いこなすことができるように密接に協力していただいたところです。チーム体制やAPIのソリューションなど、何か変更があった際の柔軟な対応、何よりも私たちのクライアントと一緒に成功するために、Ship&coを最適なパートナーとして選びました。
当初、各運送業者の規則や制限を理解するのに時間がかかりましたが、Ship&coのチームがAPIを迅速に統合する計画を立て、日本で当社が理解できていなかった知識やギャップを埋めるために一貫してサポートしていただいたことが大きかったです。
Ship&co API導入のソリューションを始めた当初、Ship&co側で積極的にAPIを開発していただき、数週間かかりました。エンドユーザへのエラー説明を簡単にする作業も必要でしたが、Ship&coの協力により、顧客固有のカスタムレートなどにも対応できるようになりました。
新しく立ち上げたSendPro® C+ という製品は、お客様の郵送業務と小包・宅配便の発送をまかなえる合理化された機械となっています。この製品では、Ship&coのAPIを使用して日本郵便とヤマト運輸の配送料金を取得し、配送ラベルと追跡詳細を取得できます。SendPro® C+を利用することにより、手書きでの宛先住所記入や、小包の出荷記録を保持する必要がなくなり、お客様の出荷業務の合理化とコスト削減を支援しています。
Ship&coは私たちの様々なリクエストに応え、全体的に安定稼働しています。
私たちが何か問題に直面して困っている時に迅速に詳細な情報を提供し、問題解決に尽力してくれているため、非常に助かっています。
当社は昨年から今年にかけて新製品を4機種発売しており、それらにSendPro® C+で培った技術をオプションとして提供できるようになりました。新製品でも同じようにラベル発行をできるような仕組みを整えており、さらに多くのお客様に小包配送ソリューションを拡大することが根底にあります。今後、当社が成長するとともにShip&coのAPIもさらに活用できるようになればと楽しみにしています。